2月の園だより
薄紅染まり 春一番
3年ぶりに開催となった「日本一早い名護の桜祭り」春の便りが届き、地域の桜も徐々に開花し始めました。同種のカンヒザクラでも、微妙に色が違い咲き方も様々でひとつとして同じ桜はないことに気づかされます。子ども達の表現…感じ方も表現の仕方、方法は様々でひとつとして同じではなく、その子なりの咲き方があり、光を当て温め見てもらう、認めてもらうことで輝きを放ち美しく咲くのではないでしょうか? 子ども達一人一人の表現の輝きと桜の美しさを重ねて温かな心持となった先日の生活発表会でした。『やさしい気持ちがやさしい気持ちを集めてくれるんだね』(3歳児)劇あそびを表現する中でちゅら心が育っていることが嬉しかったです。『お休みだけど一緒に発表会でるんだ』(5歳児)急遽体調不良でお休みとなったお友達のお人形を先日に制作し、発表会当日○○君人形が登場し一緒に演じる姿に゛みんないっしょに゛と願う子ども達の気持ちが溢れてお友達に思いを寄せる心や、願いが言葉となり共感を生み行動する姿に胸がいっぱいになります。
うまくできる、できないではなく、目標に向かうプロセスの中で人間らしい優しさや思いやり感受性を育むことの大切さを思いました。
もうすぐ「節分」どうして豆まきをするのかな?子ども達に問うと「幸せになるため」「自分の心の中の鬼をやっつけるため」心の中の「わがまま鬼」「いじわる鬼」「欲張り鬼」「泣き虫鬼」と内なる鬼を追い出し清々しい心で春を迎えたいものです。世の中の様々な邪悪も追い出し、福が満ち足りますように声高らかに「鬼は外、福は内!」
3年ぶりにインフルエンザが猛威を振るっています。しっかりとした手洗い・うがい・室内換気、人混みは避ける等感染対策に気をつけていきましょう。
園長 當間 美千代
わらべ保育園における自己評価