11月の園だより
とどけ うちなーのこころ
厳しい残暑から、ようやく心地よい風が吹き抜け秋の訪れを感じさせます。
芸術、表現の秋に相応しく、去った生活発表会では、69名のわらべっ子による歌や合奏、劇遊び表現と大舞台でひとり一人の個性が輝きました。「楽しかった!」「おもしろかった!」「ママ感動して泣いたって!」子ども達は、発表会を終えやりきった笑顔で溢れています。「普段の遊びから自分達でやりたい事を決め、主体的な内容で仲の良さ、チームワークの良さが伝わってきました。」「最後の発表会とても感動で、24名全員で本番を迎えられとても幸せでラッキーだと思います。わが子の成長が何よりのプレゼントです。」(保護者アンケートより)
子ども達が興味関心を持った絵本や童話から劇遊びに繋げたり、日頃の園生活遊びを再現したりと、子ども達と先生達と「子ども会議」を重ねて作り上げていきました。「もっとこうした方がいい」アイディアを出し合い「お友達のこんなところがステキだった」とお互いの良さを認め合ったりと「対話」を大切に温めてきた発表会です。
最後を飾った年長児の「とどけうちなーの心」の手踊りと太鼓の演舞は、子ども達が改めて歌詞をじっくり聞き入り『夏になると聞こえてくるエイサーの音、綺麗な海、うちなーぐち…どれもみんなが住む沖縄にしかない素敵な宝ものなんだよ」と保育者が語り「沖縄が好きになった」「なんだか泣きそう…」と、
ひとり一人の表現にも気持ちが入り「うちなーのこころ」を感じ取っているようで、素直な表現に、リハーサルから涙そうそうでした。
一人一人個性、強みがあります。自分自身の思いや願いが生かされ、心が躍り時めいた「幸せな時間」が将来にわたるウェルビーイング幸せな人生に通じる力になると幼児教育の専門家の声があります。大切な「今」を保護者の皆様と一緒にワクワクしながら喜び合い「じっくり・ゆっくり・丁寧に」愛情を注いでいく子育てを家庭と園との両輪で育んでいきましょう。
心地よい風が吹き抜ける11月を自然探索や秋の遠足と自然に親しみ、様々な運動遊びに挑戦したりと、この季節ならではの活動を楽しんでいきたいと思います。久しぶりに食育の秋「サンマパーティ」が復活します。
インフルエンザが、猛威を振るっています。手洗いや換気、人混みを避ける等、微熱や体調不良の際は休息し体調管理を充分気をつけていきましょう。
園長 當間美千代













