3月の園だより
春光に 育ち実る わらべっ子
わらべ桜が満開し、早いもので節目の3月を迎えました。保育室には、手作りひな人形が飾られ春の温かさに包まれています。清楚で凛としたひな人形を眺めていると、不思議と心穏やかに満たされます。「ひな祭り」は、子ども達が病気や災害から守られ、ひとり一人が健やかに成長することを願う、平安時代から受け継がれた日本の誇る伝統文化の一つです。魔除けの力があると言われている桃の花を飾り、春の訪れとともに、心豊かな時間を過ごしていきたいと思います。
3月、もうすぐ旅立ちの日を迎える年長児、卒園式の舞台を飾る壁面制作テーマを話し合うサークルタイムでは「桜にしたい」「一泊保育の田んぼがいい」意見が飛び交いました。そして最終的に「わらべ保育園を描きたい!」という声に満場一致で決まりました。「僕たちここを書くよ」「こっちは、私たちが塗るからね」と自然と役割分担をし、一体感を持って取り組む姿に成長を感じます。卒園式(3/14土)子ども達の晴れ舞台を彩る協働制作のお披露目が楽しみです。
進級入園から1年が過ぎようとしています。0歳児クラス、ハイハイから全員が歩けるようになり、離乳食が乳児食に変わり、ひとり遊びからお友達への興味も芽生えています。分園、1歳児クラスでは、自分でできることが増え、生活の流れも感じ取れるようになりました。好きな遊びを見つけ、じっくり楽しむ姿が見られます。2歳児クラスでは、「自分で!自分が!」と自我が芽生え「かして」「じゅんばん」と言葉を交わしながら、お友達と遊ぶ楽しさを感じています。「ぱんだ組(本園)に行く!」と進級する喜びでいっぱいです。3歳児クラスでは、年中・年長児の姿に憧れ、歌ったり、踊ったりと、お友達と一緒に楽しむ喜びを大きくしています。年中児クラスでは、「次は自分達がらいおん組だ」と避難訓練の終わりの挨拶を、声をそろえて堂々と行っていました。年長児クラスでは、小学校一年生お招き会への参加や、卒園式に向けた取り組みを通して、就学への期待を膨らませています。年中・年少児との交流の時間も、大切に過ごしています。年長児担任の保育日誌には、「卒園式も迫り、忙しい日々が日常になってくるが、園生活の最後まで、育ちを止めない一日一日、ひとり一人を大切にした保育を心掛けていく。」と記されており、その思いに胸が熱くなります。
一年間を振り返り、保護者の皆様や、保育者、たくさんの大人に愛され守られている『安心感』を土台に、生活やあそびの中で『挑戦』し自己肯定感を育んできたわらべっ子の心と身体の成長を実感しています。保護者の皆様のご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。
一年間、誠にありがとうございました。
園長 當間 美千代













